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--- 鰭脚目 - セイウチ科 - セイウチ属 ---
セイウチ
( Odobenus rosmarus )

通称・別名
頭胴長・頭尾長 約 2.5〜 3.2(2.4〜 2.8)m
体重 約 750〜 1300(550〜 900)kg
大陸域
海域
北極海、太平洋
行動 夜行性、昼行性
食性 肉食性
産子数 1

解説
セイウチは堂々とした体格と、立派な白い牙をもっています。氷の上や小島の浜では膨大な頭数で折り重なるように休息します。主食は海中の砂底にすむ二枚貝で、敏感な鼻先で砂を掘り返して貝を探します。以前は長い牙で貝を掘り出すと考えられていましたが、今ではそれは想像にすぎなかったことが分かっています。アラスカやカナダ北部の原住民は、過去数千年間にわたってセイウチを食料として上手に利用してきましたが、18世紀からヨーロッパ等の商業ハンターが牙や毛皮を求めてやってくると、たちまち生息数が激減してしまいました。現在では原住民の生存のため以外の捕獲は禁止されていて、生息数が回復しつつあります。


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