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オオサンショウウオ 学名
Andrias japonicus
--- 有尾目 - オオサンショウウオ科 - オオサンショウウオ属 ---

通称・別名 ハンザキ
体長・甲長・全長 約 1〜 1.5m
大陸域
海域
水生
行動 夜行性
食性 肉食性
繁殖形態 卵生

解説 OUTLINE DATA  
オオサンショウウオは岐阜県以西の本州および九州の大分県に分布しています。四国に分布する個体は人為的分布です。現生種では世界最大の両生類で他に2種の近縁種がいます。全長1〜1.5mの個体は半分に裂いても生きているほど生命力が強いことから「ハンザキ」と呼ばれることもあります。水生で標高400〜600mの渓流に生息し、昼間は川岸の横穴や岩の下に潜み、夜は流れに出て川底をゆっくり歩いて獲物を探します。極めて小さな目にはほとんど視力が無い代わりに嗅覚(きゅうかく)が発達しています。カニ、エビ、カエル、魚、サンショウウオ、水生昆虫などを食べる肉食性です。危険を察知すると皮膚から乳白色の液を出したり、大きな口でかみつきます。5年ほどで幼生は20cmくらいに成長し、変態して外鰓(がいさい)は消失し、鰓穴(えらあな)は閉じます。かつてはヨーロッパ大陸にも祖先の型が分布し、初めて化石が発見されたときは「ノアの洪水」の犠牲者の子供の骨格と考えられていました。

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