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エゾサンショウウオ 学名
Hynobius retardatus
--- 有尾目 - サンショウウオ科 - サンショウウオ属 ---

通称・別名
体長・甲長・全長 約 14〜 20cm
大陸域
海域
水生
行動 夜行性
食性 肉食性
繁殖形態 卵生

解説 OUTLINE DATA  
エゾサンショウウオは全長14〜20cmほどの大きさで、尾が長く四肢(しし)も発達しています。幼体に見られる灰白色の斑点は成長とともに消失していきます。平地から高地まで幅広く分布し、森林と水たまりのある場所ならば、どこにでも姿を見ることができますが、環境条件の悪化にともなって平野部では減少しています。産卵は北海道南部の平野では5月上旬〜下旬に、北部や東部では遅く、大雪山では雪解けの7月上旬頃におこなわれます。繁殖期の夜間には水たまりや湖沼に多数のオスとメスが集まり、水面が激しく波立つ光景が見られます。卵のうはコイル状で60〜150個の卵が入っています。産卵から変態までに70〜90日ほどかかりますが、水温の低い水域では幼形成熟(ネオテニー)して、そのまま越冬し、翌年6月頃に変態します。

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