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通称・別名 | ミドリガメ |
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体長・甲長・全長 | 約 12〜 20cm |
大陸域 海域 |
●北アメリカ大陸域、●南アメリカ大陸域 |
行動 | 昼行性 |
食性 | 雑食性 |
繁殖形態 | 卵生 |
解説
アカミミガメは、本来はメキシコ北東部からニューメキシコを経て、アメリカに分布しているカメですが、帰化種となり日本の各地で野生化しています。雑食性で汚い水にも強いことから、日本の環境にも適応し、定着していったと考えられます。特に仔ガメは体色が緑色のためミドリガメという通称で呼ばれ、縁日などでペットとして売られ人気を呼んでいます。成体では20cm以上の大きさに成長するカメです。産卵期は4〜7月で約1〜22個の楕円形(だえんけい)の卵を産みます。帰化したアカミミガメが日本の在来種であるニホンイシガメやクサガメの卵や幼体を食べてしまい、卵や幼体を食べることから生態系に与える影響も大きく、深刻な問題になっています。