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通称・別名 | ニホンイシガメ、ゼニガメ |
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体長・甲長・全長 | 約 13〜 18cm |
大陸域 海域 |
●日本固有種 |
行動 | 昼行性 |
食性 | 雑食性 |
繁殖形態 | 卵生 |
解説
イシガメは本州や四国、九州の平地の池や沼、湖の浅く流れのゆるい場所に生息している日本固有種のカメです。幼体時の大きさと体色が、かつての「一銭銅貨(いっせんどうか)」に似ていることから「ゼニガメ」という別称で呼ばれ、ペットとして人気があります。きれいな水質の淡水域に生息する種なので、水質汚染や農薬の投入などによる環境の悪化やアカミミガメによる生息域の侵食で、分布する範囲がせばまってきています。背甲(はいこう)は黄土色、腹甲(ふくこう)は黒色をしていて、甲羅(こうら)から伸びる長い尾が目立ちます。産卵期は6〜7月頃で約4〜10個の白い楕円形(だえんけい)の卵を産みます。植物や昆虫、ミミズなどを食べる雑食性です。