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通称・別名 | ベッコウガメ、ベッコウ |
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体長・甲長・全長 | 平均 90cm |
大陸域 海域 |
●海域-太平洋、●海域-大西洋、●海域-インド洋 |
行動 | 昼・夜行性 |
食性 | 雑食性 |
繁殖形態 | 卵生 |
解説
タイマイは世界の熱帯、亜熱帯海域に生息しているカメです。その中でも分布はサンゴ礁の生息海域に集中しています。海で泳ぐのに便利なように四肢(しし)がオール状のひれになっています。産卵期になると白色球形の卵を平均160個くらい産みます。ふ化したときの仔ガメの大きさは約4〜5cmです。元禄時代から背甲鱗板(はいこうりんばん)がべっ甲と呼ばれ、眼鏡の枠や装飾品の原料として利用されています。しかし、現在ではワシントン条約で保護され、剥製(はくせい)やべっ甲の原料として輸入することは禁止されています。